写真はイメージです

飛騨(現在の岐阜県最北端)には日本書紀の頃から伝わる話に両面宿儺(りょうめんすくな)という、天皇に反抗した異形の者の話があります。

西暦400年頃飛騨に現れた両面宿儺の姿は、一つの体に前後反対方向を向く二ツの顔があり、手足が四つもあったとのことです。

両面宿儺は、四つの手で弓矢を同時に射ることができたとも言われ、住民を略奪したりしていたので仁徳天皇によって討伐されることになりました。

インターネットでも怖い異形の者や怪物としての話がトップに上がり、アニメやゲームでもそうした扱いが見受けられます。

週刊少年ジャンプ連載で現在アニメ放送も開始された、芥見下々先生の人気作品、呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)や、世代を問わずゲームで人気のペルソナ、そして死にゲーと名高い仁王の続編、仁王2でも両面宿儺は登場しますが、その怖さや恐ろしさが前面に表現されています。

しかし現在各地で実際に伝わる昔話では信仰の大切さを説いたり農耕を教えたりと、村人の英雄として親しまれていた話が残っています。

『宿儺』には、悪いものを追い払うという意味があり、地元では施設や食べ物の名前に使われることもあるため、もっぱら民のための守り人の印象さえあります。

こうした話は世界でも聞かれることですが、史実と物語では、真実が湾曲して伝わることがしばしばありますので、インターネットでよく自分なりに調べながら、違った視点からも捉えることが肝要だなと私も調べながら思った次第です。

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