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写真はイメージです

転売ヤー、せどりは犯罪者のように叩かれる世の中です。

鬼滅の刃ブームで人の立場や背景に涙する人が多いと言われる世の中で、本当に皆さん相手の立場や立ち位置を考えていると言えるでしょうか。

人それぞれに価値観が違い、人それぞれに育った環境が違います。

ゲームじゃないわけですから、結果=儲かれば良いだけ考えて生きている人がどれだけいるでしょう。

転売で儲ける先が、利己的で私欲だと決めつけられるものでしょうか。

それは憶測で人を判断している態度ではないでしょうか。

相変わらず世間で騒がれている転売、せどり問題、今はPS5に鬼滅グッズでしょうか。

転売やせどりという言葉からは荒稼ぎやぼったくりというイメージがつきまとうのは何故でしょう。

それは妬みや嫉妬も実はあるのではとも感じます。

揶揄する方々の中には自分ができたらやってるとという人は結構いるのでは?

そこで自分は目の前に儲かる商品があっても販売経路があっても商売しない!と言い切れる人がどれだけいるでしょう。

人の役に立ちたい、誰かの助けがしたいと皆さんが本当に考えているなら、そうした見えない心や意識が一番大切なのではないでしょうか。

誰かが見ていないなら自販機に残ってる小銭を横取りしたり、道端にお金が落ちてたら自己都合の理由をつけて自分のものにしたりしていませんか?

金額の大小は関係ないですよ、何をしたかしていないかという行動で皆さんも判断してるのですから。

そういう間がさしそうな瞬間に自分の意識や意思が試されます。

PS5や鬼滅グッズなどの高額転売は私も憤りを感じます、ここは同感です。

しかし、通常の商品の利鞘を狙うのは「商売」として当たり前のことです。

化粧品などは原価からしたら何10倍もの利益が出る商売だというのはご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

携帯などは安くしなさいと政府からも指導があるのに、化粧品などにはどうして指導がないのでしょう。

商売というものは安く仕入れて高く売る、これは化粧品に限らず他のどんなものでも言えることです。

会社が商売するなら当たり前と見過ごし、個人が商売するなら転売、せどりと言って叩くのが当たり前なら、世間の大勢の方は結局人を叩くことが通例で、それぞれの環境や事情を鑑みることなどしていないとさえ私は思います。

よく評論家や心理学者が言っているじゃないですか、そうやって涙し共感する自分に酔っているのだと。

鬼滅の刃の炭治郎に思いを馳せ、そんな人が尊敬できる、そんな人になりたい、そう本当に思い共感できるなら、まず自分がそうした人の背景に思いを馳せる努力をするべきなのではないでしょうか。

アニメやマンガに共感したならリアルの世界でも、そう思った人が行動に移さなければ社会は変わっていきません。

正規の価格、メーカー希望小売価格を無視している高額転売ヤーは別として、一つの商売としての「転売」「せどり」は、誰でもできることですし、今の世の中では、それも大切な副業です。

私も中古の本を売りに出したりしたこともあります、その相手がお店なら買い取りしてもらうと表現し、個人に売ると転売となります。

メルカリなどのフリーマーケットや、ヤフーでもそうした行為は見かけます。

そうした場所は何故オッケーなのでしょう。

おかしいですよね、あくまで言葉が発するイメージが先行しているわけです。

テレビ離れが言われて久しいのに、相変わらず皆さんは新聞やメディアの情報に流されている、そんな気がしませんか。

言葉だけで踊らされず、実際はどういう事を指しているのか、どういったことが問題なのか、一度立ち止まって考えてみませんか?

私ももちろん、背景に思いを馳せられるように努力していこうと思います。

中古を売ったら転売という部分ですが、中古品を売る場合は古物商免許が必須です、もちろん揶揄する方々は、そういうことぐらい常識として知っていますよね?知らないならば知ってから人の商売は批評することです。

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