広末涼子さんの新曲「キミの笑顔」が本日より配信となりました。
作詞、作曲は竹内まりやさんとのことで、昨年に引き続き広末涼子さんと竹内まりやさんのコラボレーションに注目が集まっています。
竹内まりやさんと広末涼子さんがコラボレーションしてきたのは、今回で4回目となりますが、音楽としてコラボレーションするのは広末涼子さんのデビュー曲「MajiでKoiする5秒前/とまどい」(1997年4月発売)を含むアルバムに竹内さんが4曲ほど楽曲を提供して以来となるので、23年ぶりの二人のコラボレーション楽曲となります。
お二人が他に今までコラボレーションしてきたのは昨年9月4日リリースの竹内まりや40周年記念アルバム『Turntable』内で広末涼子主演でのショートムービーが公開されたとき、広末涼子主演映画『秘密』(1999年)の主題歌を竹内まりやさんが担当したとき、そして今作で四回目となるわけです。
今回のコラボレーションのいきさつは、NHKのみんなのうたで広末涼子さんに歌唱して欲しいというオファーがあり、それを受けて広末涼子さんは、幅広い世代の人に歌を届けたいとの思いで竹内まりやさんに楽曲制作を依頼したとのこと。
そして竹内まりやさんは快諾され、昨年広末さんがインタビュー時に『たくさん笑っている人ほど痛みや苦しみを知っていると思うんです』という彼女自身の話した言葉にインスピレーションを受けて、楽曲を制作したとのことです。
今や三児の母となり40代を迎えた広末涼子さんは、みんなのうた、竹内まりやさん、そして自らの大きく広がりのあるコラボレーションができ、新たなチャンスをいただけたことに喜びを隠せないようでした。
竹内まりやさんも23年ぶりに楽曲を一緒につくりあげコーラスとしても参加できたことに嬉しさが溢れているような素敵な笑顔でした。
曲の最後のフレーズ"Laughter is the best medicine"は旧約聖書を起源とするアメリカの諺(ことわざ)で端的に言えば「笑いは百薬の長」という意味です。
この曲を通してコロナ禍の皆さんを笑顔に、そして元気を与えられるような薬のような存在になってほしいと広末さんは言っています。
かつてリュック・ベッソン脚本の映画WASABIでジャン・レノと共演し、その際広末涼子さんは丸暗記と言っていたフランス語を流暢に話し、リアルなフランス語講師などに絶賛されていました。
人気ドラマビーチ・ボーイズで海の家の看板娘を演じ、鉄道員、そして2008年滝田洋二郎監督で第81回アカデミー賞外国語映画賞、および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞他受賞の『おくりびと』では本木さんの妻役を演じていました。
こうして着実に映画でのキャリアも築き上げてこられた広末さんは楽しむこと、そして自分に正直に生きることを念頭に置いているそうです。
自分が夢中になれないものに関わると自分を偽らざるを得ません、そんな風に自分を偽ったり、妥協したりするものは、お客様も楽しめないし、そうしたものは必ず伝わるものだからと広末さんは言います。
私事で恐縮ですが、アーティストでもそういう感情はお客様に伝わるものだと家内も言っていました。
確かにオンオフの切り替えもそうですが、自分のコンディションに常に気を配ることはプロとして大切なことだと思います。
疲れすぎないことも大切というのは、分かる気がします、あちらもこちらもだと中途半端になりがちなんですよね‥本当に難しいことです。
広末さんは何事にも全力で挑みたいそうで中途半端にならないよう、育児の際は仕事を休業して育児に専念していたようです。
当時3歳だった子供さんの誕生日に子供さん専用のマイ包丁をプレゼントされたそうで、これには『家族の中でその人の役割が一つは、あったほうが良い』という親心からのようです。
今は少し落ち着いた様子ですが、仕事のある日は早朝に起きて子供三人のお弁当づくりをされるとの話もあるので、ご自身なりのお母さん像がしっかりあるようです。
家族への思い、スタッフやファンや世間への思い、たくさんの思いが詰まった広末涼子さんの新曲「キミの笑顔」は、本日より配信開始ですので、ぜひお聞きください。
以下は広末涼子さん出演作品となっております。
スクリーンデビュー作品もありますので、ジャンルを問わずお楽しみいただけることと思います。
WASABI2001年 出演 ジャン・レノ、広末涼子他
おくりびと2008年 出演 本木雅弘、広末涼子他
秘密1999年 出演 広末涼子、小林薫他
Presents 合い鍵2006年 出演 広末涼子、玉山鉄二他
鍵泥棒のメソッド2012年 出演 堺雅人、香川照之、広末涼子他
20世紀ノスタルジア1997年 出演 広末涼子、圓島努他 【広末涼子スクリーンデビュー作】
恋愛寫眞2003年 出演 広末涼子、松田龍平他