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写真はイメージです

このストレス発散の場にプレイヤー同士がいるとリアル世界と同じくルールやモラルといったものが必要となってきます。

リアル世界で疲れている現代人は、一人鍋や一人焼き肉などにも反映されているように、自分の時間や空間をことさら必要としています。

こうした時代背景があるのですから、ゲーム内ぐらい、個々が思うように楽しめるゲームが今以上に必要なのではないでしょうか。

リアルもルール、モラル、息抜きやストレス発散のためのゲーム内でもルールやモラルでは息が抜けないですし、ストレス発散どころかストレスを蓄積することになりかねません。

しかし今のゲーム業界の現状では、ストレスがかかるものが多数派であり、そこにエンターテイメント性は皆無であると言わざるを得ません。

人それぞれ嗜好が違うのは理解していますが、世の中でスマホゲーム、オンラインゲーム問わず自分でやっているものでストレス発散できている!非日常を味わえて没入できる!と言える人がどれだけいるのでしょうか。

それは日常のゲームに限らず各メディアやスポーツ界も含めて今度は『商売』としてゲームを捉えつつあるからとも言えます。

e-sportといえば聞こえはいいかもしれませんが、結局皆記録ありき、結果ありき、商売ありきなのではないでしょうか。

もちろんアスリートとしてのe-sportsとの関わり方は他のプロスポーツ選手と同じく楽しい、面白いではなく、基本としての技術、実力、エンターテイメント性に結果が求められるでしょう。

しかしゲームが本来もっている非日常を楽しむ、またはストレス発散の場でもあるべきならば、乱暴な言い方ですが、そこにルールやモラルは不要だとも言えます。

それが形となって現れているゲームで驚異的な売上を誇って今でも世界で相当数のプレイヤーがいるのがGTA辺りでしょう。ギネスに多数載っているゲームでもあります。

しかし、あの世界にはルールもモラルもあったものではありません、オンラインで公開セッションに素人が入ってしまえば二度とプレイしたいとは思わないでしょう。

慣れればウハウハ、そこまで頑張れないプレーヤーは即退散するため、ゲームの自由度や面白さがほとんど伝わらないままとなってしまうのが残念ですが、慣れればさすがエンターテイメントの本場アメリカらしい!と言えるほどアクション映画やスパイ映画、カーチェイス映画と同等の迫力が味わえます。

GTAでは実際のアメリカの街並みとそっくりな場所が幾つも出てきてプライベートジェットに自前のクラブで実際の有名なDJなども出てきてフロアで踊ることもできますので、エンターテイメント要素満載なのです。

このGTAは国によっては発売禁止であり、アメリカ本国でさえも州によっては禁止となっているようなゲームですが、売り上げが何故ギネスに堂々と幾つも掲載されているのでしょう。

そこには日常の生活では味わえないスリルや世界観、達成感などがあり、それらが世界の人々を魅了しているからではないでしょうか。

日本産では様々な制約もあり、こうしたゲームは製作されにくい環境があります。

その中でバイオレンスな内容で成功している数少ないタイトルの一つが『龍が如く』シリーズです。

龍が如くは歌舞伎町を舞台に様々なサブゲームあり、夜遊びありで大人のためのエンターテイメントというだけはある内容で現在でも人気を得ている作品の一つです。

日本が誇る文化であるアニメ等が広く根付いていることもヒーローに憧れる人が相当いたからではないでしょうか。

ヒーロー、ヒロイン、はたまたギャングであったり魔法使いであったり、プレイヤーの数だけ本来はそうした様々な夢を具現化したタイトルがもっとあっていいはずです。

童心にかえって、こんな世界観にひたりたいとか、こんなことをしてみたいとか、それを実現可能なゲームを探してみてはいかがでしょう。

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