写真はイメージです

日本初のプロゲーマーであり、アラフォー世代になった今でも現役で活躍中の方がいます、彼ですね。

彼のイメージでは、何事にも貪欲に取り組み、知識も豊富で男女問わずファンも多いといった感じでしょうか。

そんな彼の生い立ちや進んできた道を見てみると意外なことに特に取柄もなく履歴書に書くことさえ無かったということです。

麻雀で勝負師の強さを発揮したり介護関連の仕事をしてきた過去もあるそうですが、現在に至るまで紆余曲折があったようで、初めてゲームを勧めてくれたお姉さんやゲームから一時離れていた際に引き戻してくれた友人など、彼も普通の人たちが経験するように誰かの支えや繋がりがあったからこそ今があるのです。

今では海外でも広く知られるほどの格闘ゲームで現役トップクラスの選手になり、私たちの関わる仕事でも講師として招かれたこともあるほどの実績を積み上げています。

一番意外なのはギネスに載るほどの実力を持ち勝負にかける熱意は並々ならぬものがある彼が、どうして履歴書でたじろいだのかなということです。

繊細なのか、その当時は相当控えめだったのか(失敬)分かりませんが、特技は何かしらあったでしょう、ゲームならゲームでもいいじゃないですか。

それを履歴書に書いたら「ゲーム?子どもの遊びじゃないか」とか言われるのが日本という国の現状だったんですよね、いや今でもまだまだそういう会社は多いでしょうね。

現在の競技人口でいえばe-sportsは1億ちょっとでしょうか、日本人すべて収まるほどで、世界で5番目ぐらいに人口が多いことを知っている人がどれだけいるのでしょう。

野球やゴルフの比じゃないですよ?テニス人口ぐらいあるんじゃないでしょうか。

ちなみに世界で一番競技人口が多いのはバスケットボールです、さすがアメリカ!規模の違いが大きいですね。

で話を戻しますが、その野球やゴルフより世界での競技人口が多いe-sportsを特技と書けない、もしくはためらわざるを得ない今の日本って悲しくないですか?日本は良質で素晴らしいゲームを生産してるトップクラスの国ですよ!それなのに競技人口やゲームのアスリートとしてのイメージは・・皆無です、それが現実です。

そういうわけで、ギネス保持者で日本初のプロゲーマーでありながら、履歴書に特技として自信をもって書けないゲームは日本ではアニメと同じくらい文化として認知されるべきだと考えています。

特技にゲームって書いたら「へえーすごいな!何が得意なんだい?」って面接で聞かれるような日本になって欲しいですね。

まあ、私も負けず劣らず履歴書には書くことが無かったので、ありのままにこう書きました。

まずアピールポイントが、学生時代、中学の頃から専門学校辺りまでずっと文化祭で実行委員をしていて、全員をまとめる難しさや、一つのことを成し遂げる大切さを教わりました。

そして特技は、将棋とだけ書いていました。残念ながら初段に一歩届かない実力ですが、路上で将棋を指している年配の方やお世話になっていた歯科医の先生、カメラ屋のご主人、公民館など場所相手を問わず色々なところで将棋を指してきましたので、そこで培った対局観は独特のものがあります。

あ、その中でもゲームセンターで声をかけて相手してもらった旅の将棋指し?(装いが)の爽やかな男子が一番強かったですね、惨敗でした。あの一局は今でも良い思い出です。お互い「ありがとう」って別れましたしね。

そういうことで私は自分の特技であった将棋を恥ずかしげもなく履歴書に書いたところ、そちらの所長は大阪の将棋会館に出入りしたり徹夜で将棋をするほどの将棋愛好家だったこともあり、ご縁ができてそちらで働くことになりました。お昼時には毎日のように所長と将棋を指していたことも今では良い思い出です。

初めてお世話になった頃は15分前後でコマ3つぐらいしか使わずに勝てていました(私は専ら急戦での奇襲が得意戦法なので)が、退職するごろには良い勝負になっていましたね。所長曰く「毎回毎回お前のやり方見てたら嫌でも対応できるようになるわ!」でしたかね。今頃もどこかで将棋を指しておられることでしょう、頑張って!

そういうことで、相手にどう思われるか、どう言われるかも、もちろん考えますけど自分が得意なものなら書けばいいのではないでしょうか、当たって砕けろ、そういう精神ですよ。

おすすめの記事