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写真はイメージです

韓国の人気ボーイズグループBTSが11月20日にリリースした新曲「Life Goes On」が、本日12月1日に発表された全米ビルボードのシングルチャート「Billboard Hot 100」(12月5日付)で1位を獲得しました。

これでBTSは「Dynamite」 「Savage Love(Laxed – Siren Beat)[BTS Remix]」に続きBillboard Hot 100で1位を獲得した曲は3曲目となりました。

さらに、主に韓国語で歌われた曲としては、Billboard Hot 100での62年の歴史で初となる快挙となり、これからも益々活躍が期待されています。

Billboard Hot 100は、CD音源やラジオ、YouTubeなどあらゆる媒体から集計してランキングを形成しており、米国では影響力のあるメディアとしても知られています。

Billboard Hot 100で40位以内に入ることが成功の目安ともいわれており、日本のアーティストでは1963年に坂本九さんが「Sukiyaki (上を向いて歩こう)」で1位を獲得して以来1位を獲得したことはありません。

ダンスチャートでは倖田來未などの著名なアーティストもランクインしていますが、Billboard Hot 100では圏外となっております。

他に日本人で40位以内にランクインしたのは1963年に再び坂本九がSukiyaki and Other Japanese Hitsiで14位を、1979年にピンク・レディーがKISS IN THE DARKで37位を獲得、近年では2016年にBABYMETALがMetal Resistanceで39位を獲得したぐらいです。

このことからも、いかにBillboard Hot 100にランクインすることが難しく、そして名誉なことであるかが分かります。

世界的に著名なアーティストの場合1位を獲得することは前提として、何週間1位を継続したか、1位を獲得した曲数は何曲か、この辺りに注目が集まります。

では最後に全米1位を獲得した曲数ランキングをご紹介します。

1位 20曲 The Beatles(ビートルズ)

2位 19曲 Mariah Carey(マライア・キャリー)

3位 17曲 Elvis Presley(エルヴィス・プレスリー)

4位 14曲 Rihanna(リアーナ)

5位 13曲 Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)

6位 12曲 Madonna(マドンナ)、The Supremes(シュープリームス)

8位 11曲 Whitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)

9位 10曲 Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)、Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)

※6位と9位は同率のため並べています。

こうしてみると、他界された志村けんさんも中学時代から夢中だったビートルズや永遠の歌姫マライア・キャリー、そしてキングポップスのマイケル・ジャクソンやマドンナといった世界に多くファンを持つアーティストが名前を連ねていますので、改めてBillboard Hot 100に入るということは、こうしたアーティストと肩を並べることでもあります。

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